高さ約２７ｃｍ 直径約１６ｃｍ 制作年代 1913年
これはボクの持つガラス製品の中では最大級の大きさで、散々置き場所に困ったあげくに洋風の飾り棚を購入して、たたみ半畳分の床の間に突っ込むという、禁じ手というか暴挙を敢行してその中に収めました。
大きい花瓶で地色がピンクだと、いやったらしい感じになりそうなものですが、決してそんなことはなくむしろ上品な趣を見せているところは流石にティファニーです。製作から９０年間を経た年月による落ち着きも感じられます。
更に、緑の葉を連想させる手の込んだ表層が、観る人の気持ちを和やかにする作用をもたらす、納得の一品です。（この写真では実物の良さが分からないかも・・・ そのうち写しなおします）
「Tiffany Favrile Art Glass」という本によると、製造番号の265Hの”H”は1913年製であることを示します。
