Daum-4 花瓶
高さ約10cm、幅約5cm 制作年代 1905-1910年

 フランスのアール・ヌーボーのガラス工房としてガレと双璧をなす。この意匠は人気があったらしく、さまざまな大きさ、さまざまな形状のものが数多くあります。いわゆる「工房の量産品」です。

 ガレ工房はガレが没してから後は粗製濫造の気味があり、結局工房の閉鎖に追い込まれましたが、ドームは丁寧なガラス作りを維持し、市場の嗜好の変化にも対応できたため、現在も盛名を保っており、パト・ド・ベールの新作はとても高価です。日本のオークションサイトで落札。