和名  学名
ウナギ目 Anguilliformes
ウミヘビ科 Ophichthidae
タツウミヘビ属 Brachysomophis
モヨウタツウミヘビ Brachysomophis cirrocheilos

撮影 2009/02/13 フィリピン リロアン
掲載 2013/08/04          ⇒ウツボ・アナゴの仲間

 この日の一本目が流れが強かったので二本目は移動して別のポイントへ。 こちらは流れがまったくなかったけれど、延々と続く砂地の斜面は生物の姿がほとんど見られずに、ただただフィンキックするだけ・・・

 収穫の乏しかった中でのほとんど唯一の成果が、この地味なハンターでした。

 口の裂け目がズーッと続いて穴で見えなくなっていますが、実は頭部が見えている長さの2倍ほどあって、口の大きさも2倍なんです。

 パックリ口をあければ相当の大物でも飲み込みそう。オーコワコワ。でも、写真を撮りに近寄る人間にはまったく関心を持たず、微動もしませんでした。おそらく以前に先祖が食べてみて不味かったので、その記憶が子孫に伝わっているのです。

 国内で出遭う機会は乏しそうです。(または、出遭いたい人はいないかも、です。)