和名 | 学名 | |
目 | 嚢舌目 | Sacoglossa |
科 | チドリミドリガイ科 | Plakobranchidae |
属 | ゴクラクミドリガイ属 | Elysia |
種 | フチドリミドリガイ? | Elysia cf. tomentosa (ウミウシ-13) |
撮影 2006/07/20 沖縄県 座間味島
掲載 2011/05/27 ⇒ウミウシの仲間 嚢舌目
この図鑑にも掲載しているElysia tomentosa とよく似ていますが、側足の縁に茶色の縁取りがないところが異なっています。
「NUDIBRANCHS ENCYCLOPEDIA−CATALOGUE OF INDO-PACIFIC SEA SLUGS」 (Neville
Coleman's Underwater Geographic PTY Ltd)ではこれをElysia tomentosa としていますが、Sea Slug ForumではElysia tomentosa とは区別してElysia cf. tomentosaとしています。
ボクの信頼度は以下で、
1. INDO-PACIFIC NUDIBRANCHS AND SEA SLUGS (ウミウシ研究者による最新の図鑑)
2. Sea Slug Forum (ウミウシ研究で有名なDr. Rudmanのサイト)
3. 沖縄のウミウシ、本州のウミウシ、ウミウシ 生きている海の妖精 (日本の図鑑は刊行時点でベストの品質)
4. その他 (ちなみにNUDIBRANCHS ENCYCLOPEDIA−CATALOGUE OF INDO-PACIFIC
SEA SLUGSはここに入る)
INDO-PACIFIC NUDIBRANCHS AND SEA SLUGSでは似ても似つかぬ個体がElysia tomentosaとして掲載されています。で、信頼度に従ってElysia cf. tomentosa を採用しました。
Dr. Rudmanのコメントを読むと、Elysia tomentosaとされている個体も含めて複数の種が混じっていて、混迷状態であると認識しているようです。いつかどなたかが研究対象にして整理してくれるとうれしいなー。