掲載 2005/08/27 ⇒ウミウシの仲間 裸鰓目 ドーリス下目
同じウミウシを見るのでも、産卵シーンや交接シーンだと希少価値が増して得したような気分になります。シンプルながらかわいらしい感じもGoodです。
交接しているためか丸まっこい身体つきに思えて、身体つきを目安にウミウシの図鑑をあたったのですが、まるで分からずに終わりました。
次は鰓と縁取りの色であたったら、Glossodoris undaurumが同じでした。
しかし、どこか違う。そう、Glossodoris undaurumは背面がでこぼこしているのに、被写体の方は見るからに滑らかです。
で、次は滑らかな背面で濃い黄色の縁取りの物を探したら、ありました、Thorunna furtiva。後鰓の大きさや縁取りの色の濃さが若干違いますがバリエーションの範囲内です。
「沖縄のウミウシ」（ラトルズ）が新称としてシノビイロウミウシを提唱しているのでそれに従いました。
