和名 | 学名 | |
目 | 十脚目 | Decapoda |
科 | コブシガニ科 | Leucosiidae |
属 | マメコブシガニ属 | Philyra |
種 | アマミマメコブシガニ | Philyra taekoae |
撮影 2008/04/19 沖縄県 石垣島
掲載 2012/09/13 ⇒カニの仲間
『沖縄海中生物図鑑 7 甲殻類(カニ)』 海中公園センター (1988年初版新星図書出版) 19ページに乾燥標本が掲載されています。
同図鑑では和名が“アマミマメコブシ”ですが、ネットで検索すると“アマミマメコブシガニ”とされているケースがほとんどなので、ここでは後者を和名としました。
図鑑の写真は生体撮影ではないしGoogleで画像検索しても1件もヒットしないので、もしかしたら珍しい種かと思ってさらに調べたら、1991年のレッドリストでは希少種となっており、その後2回の改定では「情報不足」となっています。絶滅危惧種ではないにしても、簡単には見られない種のようです。
図鑑の解説では「内湾の砂泥地の潮間帯に生息する」とありますが、ボクが見つけたのはちょっと違って「内湾の遠浅の岩礁の潮間帯」での干潮時でした。水深1cm。甲の幅はボクの小指の先よりも小さくて、1cm以下。
「後側縁の中ほどには大きいイボ状の突起があり、後縁の両端にも突起があります。」という解説とぴったり一致する突起があるので誤同定じゃないハズ。 カナリウレシイ。