掲載 2012/06/13 ⇒ハゼの仲間
呼吸が激しい、動きが滑らかでないなどのために人間の気配を消すことができないボクは、こういう警戒心の強い生き物は全く苦手です。
このときも、とりあえずストロボに慣れさせるために1枚シャッターを押して、”さあ、これから寄るぞ”と胸の中で意気込んだ途端に気配を察知されて、サッと穴に入られてしまいました。
結局残ったのは最初の1枚だけ。ピンボケです。しかし、オドリハゼに関しては将来もこの程度しか撮れないと思われるので、アップしちゃいます。オドリハゼの向こう側に倍ぐらいの大きさのダンスゴビーシュリンプがいます。
追記 2012/06/12 2004年当時よりは動きが滑らかになったのか、より接近して写真が撮れたので差替えました。
追記 2012/07/27 日本魚類学会の2012/07/02の記事でオドリハゼが新種記載されたことを知ったので反映しました。従来のLotilia graciliosa は紅海とその周辺に分布する別種だそうです。こんな有名な魚が誤同定されていたんですね。
この分野は専門家でもたまに誤同定することから逃れられないようです。シロウトで多分に誤同定しているであろう自分としては、こういう記事を見つけるとかなりホッとします。
