撮影　2007/11/10　インドネシア　バリ島
掲載　2012/07/25　　　　　　　　　　　⇒フサカサゴの仲間

　幼魚。『Indonesian Reef Fishes』　Rudie H Kuiter, Takamasa Tonozuka　(2004年改訂版 PT Dive&Dives)130ページにScorpaenopsis novaeguineaとして掲載されていますが、ウェブのFishbaseを参照するとS. novaeguinea はシノニムのひとつであって正しくはS. venosa であるとされています。

　同図鑑によると論文記載時の学名はScorpaena novaeguinea だとか。属名も種小名もぜんぜん違うじゃん！ということでもう一度Fishbaseを調べたら、幼魚を別種であると間違えて学名をつけてしまったようです。たしかに間違えるよな〜。一件落着。

　和名が付いたのは2004年です。

　幼魚は眼の上に長い触角があるのが特徴ですが、この被写体はとびっきりの長さで、とびっきり幼魚であることを示しています。なんちゃってね。眼の下の房が白っぽいのも幼魚の特徴かもしれません。