和名  学名
十脚目 Decapoda
テナガエビ科 Palaemonidae
モシオエビ属 Coralliocaris
不明 不明(エビ-47)

撮影 2008/08/15 沖縄県 石垣島
掲載 2013/02/28          ⇒エビの仲間

 サンゴの枝の隙間の奥の方で頭を下に向けたエビを見つけました。その時は背中は白く見えたし、頭、脚や尾は黄色っぽい地色に茶褐色の斑点があるのでてっきりモシオエビだと思っていたのですが、家に帰ってPCでみると背中が迷路になっているじゃあありませんか!

 モシオエビだってこれまで見たことがないのに、それよりもっと複雑な模様の親類に出遭えて幸福感に包まれたのは言うまでもありません。

追記 2013/02/05 新しく発行された『サンゴ礁のエビ ハンドブック』 峯水亮 (2013年初版 文一総合出版) をパラパラめくっていたら、メイロモシオエビ Coralliocaris labyrintha
という新称のエビが掲載されています。学名は2008年に付きました。

 名前にメイロが付いていて背中にはまさに迷路が!しかし脚の模様が図鑑では半透明の地に細かい褐色の点が密に散在しているのに、ボクの写真の個体は黄色の地に褐色の黄帯が規則正しく並んでいる、という違いがあります。

 体は迷路模様という決定的な共通点があるので、同種の色柄のバリエーションの可能性を探って、ネットで和名と学名で検索してみましたが、いまのところ写真はドルフィンキックの1枚だけ。その1枚は図鑑と同じタイプで、ボクの写真とは違います。

 ウーン、近いんだけどなあ・・・