掲載 2025/09/24 ⇒ベラの仲間
とても警戒心が強くてちょっとでも危険を感じるとサンゴや岩の窪みの奥に隠れてしまう、ボクの力では１００年ダイビングをしてもチラッと見ることすらできない魚の（しかも大好きな）幼魚です。
ガイドのダイブマンが苦労して、時間をかけて、何とか見える場所まで誘導してくれました。
しかし、水中目視サイズが3㎝未満、かつ幼魚に一般的な、ちっともジッとしていないウロチョロ行動のために、30秒ほどはあったと思われる撮影チャンスの結果のマイベストがこれです。
顔の先端が隠れてしまっている上に、体のくねりで尾部が見えません。言い訳のしようのない失敗作ですねー。
しかし自分のダイビング史の中ではとても印象的な出来事だったので掲載することにしました。（まもなく80歳になる半ば痴呆症の引退ダイバーが10年以上前のこのシーンを昨日のことのようにはっきり覚えているくらい、出遭えたことが嬉しくて、しかしながらちゃんと撮れなかったことが残念な被写体でした。）
