和名 | 学名 | |
目 | スズキ目 | Perciformes |
科 | アイゴ科 | Siganidae |
属 | アイゴ属 | Siganus |
種 | サンゴアイゴ | Siganus corallinus |
撮影 2005/05/02 インドネシア フローレス
掲載 2009/11/04 ⇒アイゴの仲間
撮影当時に「日本の海水魚」では全身が水玉模様のアイゴは見つけられず、「Indonesian
Reef Fishes」で見つけて分かった名前がSiganus tetrazonaでした。念のために「日本産魚類検索」を学名で引いても該当はナシ。日本にはいない魚なんだなー、水玉が綺麗でいかにも南の魚らしいなー、と思ったものでした。
今回掲載に当たって、同定後に購入した「World Atlas of Marine Fishes」で確認してみると、アラマ、Siganus tetrazonaよりもSiganus corallinusがそっくりです。そこでどちらが正しいのかを確認するべく、Webのwww.fishbase.orgを検索したところ、なんだ、Siganus tetrazonaはSiganus corallinusのシノニムとされていました。上記図鑑は2006年発行だというのに両方を別種として掲載している!図鑑も必ずしも信用できない、ということですかね。
Siganus corallinusだということは分かったので「日本産魚類検索」を改めて確認すると、なんだ、サンゴアイゴじゃないですか。アー、すごい遠回りをしました。「日本の海水魚」に掲載されている写真は水玉模様がはっきり写っていなかったので、この写真と同種だとは思わなかったのです。4年半がかりの同定作業となったわけですが、正しい結論にたどりつけてヨカッタ。