Tiffany-2 花瓶
高さ約18cm 直径約9cm サイン:L..C.T. E3101 制作年代 1896年

 Tiffanyの虹彩は金色が地色になっていることが多く、その場合には安土桃山時代の金屏風のようにキンキラキンの風情なのですが、この作品は茶色が地色になっているため、虹彩でありながら鈍く落ち着いた色でふしぎな味があります。

形は上から下がるにつれて太くなっており、実際のサイズ以上にドッシリした印象です。長く持っていても飽きの来ない、良い買い物をしたと思っています。

 「Tiffany Favrile Art Glass」という本によると、製造番号のE3101の”E”は1896年製であることを示します。