和名 | 学名 | |
目 | 裸鰓目 | Nudibranchia |
科 | キヌハダウミウシ科 | Gymnodorididae |
属 | キヌハダウミウシ属 | Gymnodoris |
種 | 不明(ウミウシ-25) |
撮影 2009/03/12 沖縄県 石垣島
掲載 2013/08/23 ⇒ウミウシの仲間 裸鰓目 ドーリス下目
形からしてキヌハダウミウシ属であることは確かだと思います。ちょっと見にくいのですが両触角の間に板状の突起があります。半透明で体内が透けて見えています。
後鰓が円形にぐるっとつながらないタイプのようです。『INDO-PACIFIC NUDIBRANCHS AND SEA SLUGS』 Terrence
M. Gosliner他 (2008年 Sea Challengers Natural History Books and The California
Academy of Sience) にはそのタイプのsp.を13種も掲載していますが、この個体に該当する種類はありませんでした。
追記 2015/12/30 もしかするとウスギヌウミウシ G. subflava かもしれません。同種について、『ベータ版 日本のウミウシ』 中野理枝 (2015年 Version 4)では「鮮やかなレモンイエローで斑紋や突起などはない。」としている一方で、『Nudibranch
& Sea Slag Identification INDO-PACIFIC』 Terrence M. Gosliner、Angel
Valdes、David W. Behrens (2015年 New World Publications, Inc.)では「黄色または白で少数のオレンジ色の小点がある。」(ボクの拙訳)とほとんど別物と思える解説になっています。 後者であればこの被写体はかなり該当します。