和名 | 学名 | |
目 | 嚢舌目 | Sacoglossa |
科 | チドリミドリガイ科 | Plakobranchidae |
属 | チドリミドリガイ属 | Plakobranchus |
種 | なし(ウミウシ-15) |
撮影 2006/12/04 インドネシア バリ島
掲載 2011/09/08 ⇒ウミウシの仲間 嚢舌目
「INDO-PACIFIC NUDIBRANCHS AND SEA SLUGS」 Terrence M. Gosliner、David W. Behrens、Angel Valdes (2008年 Sea Challengers Natural History Books and The California Academy of Sience)の94ページに未記載種として掲載されています。
同書によると、バヌアツとバリだけで知られていて砂地で見られるそうなので、日本人ダイバーにとっては出会う機会が限られていると言えそうです。ただし、ボクが行ったバリのいくつかのポイントでは何度も見かけたので、レアモノというわけではなさそうです。サイズは20mmとありますが、ボクが見た個体たちはすべて40mm以上はありました。
写真で分かるように、一面の茶褐色の砂地にズルズルと這い痕をつけながらゆっくり移動するのですが、体のあちこちに散りばめられた鮮やかなブルーは突出して美しく、一度見たら決して忘れることができないだけのインパクトがありました。