和名  学名
裸鰓目 Nudibranchia
イロウミウシ科 Chromodorididae
レンゲウミウシ属 Mexichromis
クリヤイロウミウシ Mexichromis mariei

撮影 2003/05/11 神奈川県 茅ヶ崎 サクネ
                     ⇒ウミウシの仲間 裸鰓目 ドーリス下目

 伊豆では希少種とのこと。見るからにカラフル、あでやか、愛らしくて、見つけたときは感激しました。

 「ウミウシガイドブック2」ではクリヤイロウミウシ(Mexichromis festiva)となっていますが、『本州のウミウシ』ではメキシクロミス・マーレイ(Mexichromis mariei)と学名のカタカナ読みに替わっており、高岡生物研究所の「日本海のウミウシ」は和名をムラサキシボリウミウシ(新称)としていて、若干の混乱があります。

追記 2010/11/14 改めて当ページ掲載後の図鑑等を調べてもMexichromis festivaMexichromis marieiには混乱があります。特にSea Slug ForumのDr. RudmanはMexichromis marieiの幼体だとコメントしていますが、ボクが見た個体は3〜4cmはあったので、そのコメントはちょっと疑わしいと感じます。

 また「INDO-PACIFIC NUDIBRANCHS AND SEA SLUGS」に掲載されている3枚の写真はすべて突起の先端が丸いのに、こっちは尖っていて、それを大きな違いと考えるべきなのかどうか悩みます。

 ということで、調べなおしても結局よく分からないままに終わりました。

追記 2016/01/06 『ベータ版 日本のウミウシ』 中野理枝 (2015年 Version 4)では解説を付してクリヤイロウミウシ Mexichromis mariei と決着をつけています。よかった。