和名  学名
裸鰓目 Nudibranchia
アマクサウミウシ科 Actinocyclidae
アマクサウミウシ属 Actinocyclus
アマクサウミウシ
Actinocyclus papillatus

撮影 2006/05/21 神奈川県 真鶴
掲載 2011/04/23          ⇒ウミウシの仲間 裸鰓目 ドーリス下目

 ガイドが壁を指差しても、10cmほどの何かぶよぶよしたものがあるだけでした。ボクがきょとんとしていると、ガイドがボードに「ウミウシです」と記入。

 “えー、これがウミウシ?形の悪い、色も悪いカイメンじゃないの?”と疑問に思いながら、このぶよぶよを撮影。実はぶよぶよの隙間に小さいウミウシがいた、なんてこともありますからネ。

 後で図鑑をチェックしたら、ナルホド、たしかに 『本州のウミウシ−北海道から奄美大島まで−』 中野理枝 (2004年初版 ラトルズ) 119ページに掲載されています。それにしてもウミウシの一般像からはかけ離れた姿形ですね〜。

 学名についてアマクサウミウシ(Actinocyclus japonicus )などとの混乱があったようですが、2002年のDr. ANGEL VALDESの論文で整理されました。 下のアドレスはその論文の和訳です。
 http://www.geocities.jp/iboibomanjp/Jpn/Actinocyclus_papillatus/Actinocyclus_papillatus.html

追記 2015/12/31 『本州のウミウシ』 では和名がありませんでしたが『ベータ版 日本のウミウシ』 中野理枝 (2015年 Version 4)ではアマクサウミウシとなっています。