和名  学名
トゲウオ目 Gasterosteiformes
ウミテング科 Pegasidae
テングノオトシゴ属 Pegasus
テングノオトシゴ Pegasus laternarius

撮影 2005/07/02 静岡県 伊豆半島 大瀬崎
掲載 2010/05/03          ⇒トゲウオの仲間

 図鑑で見ると、この種類はクリーム色が多いようですが、ボクが見たのは写真のようにほとんど白でした。魚は環境でけっこう色が異なるので、と書いたところで、魚だけでなく人間もそうであることに気がつきました。北海道の人と沖縄の人ではずいぶん色が違いますね。と書いたところで、また気がつきました。アア、アレは日焼けの影響であって、地肌の違いではなかった。

 白人と黒人の色の違いが正しいたとえかな?白人種、黒人種なんて人種はなくて、現生人はぜーんぶ同じ種類で、黄色人種も含めて色の違いは同一種の環境差。

 生物種の同定の際に体色はあてにしすぎないほうが良さそうです。

 魚は環境でけっこう色が異なるので、今回の被写体の生息環境では白が都合がいいということなのでしょう。次は主流であるクリーム色を見たいナー。

 話は変わりますが、オトシゴ⇒落とし子の意味は「(主に身分の高い人が)正妻以外の女に生ませた子」。以前、魚の名前から差別用語をなくす主旨で、けっこう沢山の和名が変更になったけれど、これは差別語には当たらないのかな?