和名 | 学名 | |
目 | 根口クラゲ目 | Rhizostomeae |
科 | サカサクラゲ科 | Cassiopeidae |
属 | サカサクラゲ属 | Cassiopea |
種 | サカサクラゲ | Cassiopea ornata |
撮影 2003/07/08 フィリピン ネグロス島 ユタ
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水中を漂う宇宙船? 水中に潜った天空の城ラピュタ? 不思議な造形からはそんなバカバカしい連想が浮かびます。
クラゲかなー?と思い、手持ちの資料やネット検索で調べても”これ!”とピッタリのものが引っかかりません。
クラゲって長ーい触手があるはずだけれど、そんなものは無いし、クラゲじゃないのかなー?と、観点を変えて調べても分かりません。
ガイドがコレを示した時に、あまり興味がわかなかったので1枚しか写さなかったのを今頃になって後悔しても、時既に遅しです。他の角度からも撮っておけばよかった。よく見ると、非常に緻密かつ複雑、精妙なパーツの組み合わせで、何のためにこんな構造をしているのかサッパリ分かりませんが、岩や海草に擬態しているのでしょうか?
延べ10日間悩んだ末に、普段行かない遠くの図書館に出向いてクラゲガイドブックを借り出し、やっと名前が分かりました。ネットにはサカサクラゲがあちこちにアップされていますが、同じには見えませんでした。変異が多いいのでしょうか?
こうして傘を逆さにして砂の上に着底して生活しているんだそうです。名前が分かっても、ヤッパリ不思議だなー。