和名 | 学名 | |
目 | スズキ目 | Perciformes |
科 | ネズッポ科 | Callionymidae |
属 | ニシキテグリ属 | Pterosynchiropus |
種 | 和名なし | Pterosynchiropus picturatus |
撮影 2006/01/15 インドネシア バリ島
掲載 2011/02/03 ⇒ネズッポの仲間
「写真を撮るのに時間がかかるけれど、ニシキテグリの仲間にトライしますか?」とガイドに問われて、「もちろん」と応えないトロピカルダイバーは殆んどいないでしょう。人気種であるニシキテグリだって見る機会はなかなかないのに、その兄弟(日本にはいない)が見られるってんだからイヤもオウもありません。
水深2mの砂地にポツンとある直径1mほどの枝サンゴに連れて行かれて、「この中にいてあちこち移動しています。ここでジーッと待っていれば時々外から見えるところまで出てきます。見えなくなってもそのままジーッと待っていればまた出てきます。私は別のところに行っています。ではGood
Luck」と説明を受けて待つこと・・・5分。
確かに出てきました!ニシキテグリよりぐっと小さくて全長3cmあるかないか。でも一目でニシキテグリの兄弟だとわかります。これが、チョロチョロっと出てきて、ほんの一瞬は止まることがあっても、ゆっくりカメラを合わせる間もなくすぐ移動してしまいます。基本がチョロチョロ動き回る系なんですね。
けっこうせわしなく出入りする被写体にしつこくトライしている間に時間はどんどん過ぎて、結局1時間半粘りました。シャッターを押した回数が約80回。なんとか写っていたのは2枚だけでした。
ペアで姿を現したときもあったけれど、その写真は全滅。 トホホ(泣)。 でも楽しい1本1時間半でした。