和名 | 学名 | |
目 | スズキ目 | Perciformes |
科 | イソギンポ科 | Blenniidae |
属 | 不明 | |
種 | 不明(イソギンポ-4) |
撮影 2004/11/16 インドネシア バリ島
掲載 2007/11/02 ⇒ギンポの仲間
リゾート前の磯で潮溜まりを見ていたら、そこからピョンピョンと跳ね上がって潮上の岩の穴に飛び込んだ魚がいて、びっくりしました。この写真は海草が濡れているために一見すると水中で撮ったように見えますが、陸上で撮ったものです。
潮上に出てくるギンポの種類は『日本産魚類検索』(東海大学出版会)を参照するとタマカエルウオ
Alticus saliens 、カンムリヨダレカケ Andamia reyi 、ヨダレカケ Andamia tetradactyla あたりに限られているのですが、姿かたちからしてどうも該当しないように思えます。
『Indonesian Reef Fishes』(Dive&Dives)にはハナカエルウオ Blenniella
periophthalmus が「餌を食べるときには岩を登る」と説明があって、実際に魚が海面上に群れている写真が掲載されているのですが、魚一匹づつは非常に小さくしか写っていないために、ボクの撮った写真と比較することができません。『日本産魚類検索』の解説にはハナカエルウオが潮上に出るとは書いていないし、タマカエルウオ他はちょっと怪しい。
あれかなー?これかなー?と悩んだ末に種不明としました。トホホ。