和名 | 学名 | |
目 | ヒメ目 | Aulopiformes |
科 | エソ科 | Synodontidae |
属 | アカエソ属 | Synodus |
種 | ホシノエソ | Synodus hoshinonis |
撮影 2003/08/01 伊豆半島 井田
⇒エソの仲間
上を向いてジーっとしているのは、風景を味わっているわけでも瞑想しているわけでもなくて、餌がうっかり近づいてくるのを虎視眈々と狙っているんですね。
つい油断して近づいてしまったキタマクラが咥えられて、呑み込まれてしまわないように体を膨らませて抵抗しているシーンです。
こういう場面に遭遇すると、「食物連鎖」だとか、「輪廻」だとか、「結局動物は喰うために汲々としているんだなー」とか、「『人は食うために生きる。ボクは生きるために食う』とソクラテスが言った、と池田晶子さんが書いてたなー」などといった感慨が湧いてきたのを思い出します。