和名  学名
十脚目 Decapoda
テナガエビ科 Palaemonidae
ホンカクレエビ属 Periclimenes
不明 不明(エビ-16)

撮影 2008/07/21 沖縄県 西表島
掲載 2013/02/03          ⇒エビの仲間

 魚の腸でしょうか、ごちそうらしきものをせっせと食べています。ボクがこうして接近しても食事のほうが忙しくて逃げる様子もありません。おなかに白い卵が透けて見えているので雌ですね。たくさんの栄養が必要な時に格好の餌が手に入ってよかったね。

追記 2014/01/26 これまでシオダマリカクレエビと決め打ちしてきましたが、『海の甲殻類』 峯水亮/武田正倫/奥野淳児 (2002年初版2刷 文一総合出版)の解説を改めて読み直すと、「大きいはさみ脚の各関節部に暗褐色の斑点があり、指部は中央と先端に暗褐色の黄帯がある。」となっています。

 この被写体の大きいはさみ脚の各関節部は暗褐色ではなく濃青であり、指部は付け根は色がなくてその先は全部が暗褐色です。これらの特徴から、安易にシオダマリカクレエビとしたのは誤同定でした。

 改めて手持ちの図鑑類を調べたのですが結局種類を同定することはできず、種不明(エビ-16)としました。